今年のテーマ「建築家・構造家が見つめた竜串の自然」は、昨年の<地域資源キュレーション講座>、黒笹慈幾さんの回「よくデザインされた人工物と手つかずの自然の磨き上げ」に触発されて企画しました。 ---------------------- <開催趣旨> 今年は、足摺宇和海国立公園指定から50周年の年にあたります。指定を機に本格化した海洋観光開発では、当時のデザイン潮流や技術を反映した建築・建造物を竜串に生み落としました。これらは竜串の自然と一体となって私たちの記憶にとどまり、竜串の自然景観をかたちづくっています。近年の観光再開発を経てなお現存する「海のギャラリー」と「足摺海底館」の意義を今再び問うことは、わたしたちが大切にしようとしているものは何かを問い直すことでもあります。 今年の「海ギャラChill Out 2022」では、現存する2つの施設を通して竜串の自然を見つめ直します。同時に、50年前の建築が存続する意義を、構造デザインを切口に理解を深めます。 ----------------------
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