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​海ギャラ Chill Out のはじまりは、2019年の再発見プロジェクトでした。

「海のギャラリーをはじめとした地域資源の魅力を掘り起こし、ゆったり、まったり「いい時間」を楽しんでもらおう」というコンセプトを核にして、メンバーや組織を変化させながら活動を続けています。

​本ページでは、2000年代初頭の保存再生活動と海ギャラ Chill Out をつないだ2017年の活動からアーカイブしています。

2022建築家・構造家がみつめた竜串の自然
2022
​建築家・構造家がみつめた竜串の自然

海のギャラリーと足摺海底館(海中展望塔)は、1972年の足摺宇和海国立公園指定に先行して海洋観光開発が本格化するなかで建設され、竜串の観光とともに歩んできました。当時のデザイン潮流や先端技術が色濃く反映され、また、周辺環境と一体となって印象的な景観を生んでいます。竜串一帯の観光再開発でも取り壊されることなく現存し、造形の規範となる点が評価されて、2019年に海のギャラリーが国の登録有形文化財となりました。足摺海底館も、2022年秋に国の登録有形文化財となりました。
2022年はまた、足摺宇和海国立公園指定50周年にあたります。海ギャラChill Out 2022ではこの機会に、これら建築と環境との関係を紐解いていくことにしました。展示やトークイベントをとおして、竜串ひいては幡多・高知の自然をみつめなおし、その自然環境と建築(デザインされた人工物)がわれわれの世界をかたちづくり、ひるがえって、われわれ自身をもつくっていることに思いを馳せていただくものになればと企画したものです。

​こちらからアフターレポートがダウンロードできます

企画展示@海のギャラリー 「建築家・林雅子がみつめた竜串の自然」

企画展示@足摺海底館 「構造家・坪井善勝と中田捷夫がみつめた竜串の自然」

中田捷夫さんを迎えてのトークイベント@海のギャラリー

建築デザインの標本箱

地元子育て支援団体やこども茶道教室の皆さん向けに、海ギャラのデザインに触れてもらおうと、「建築デザインの標本箱」を作成するワークショップを開催しました。

​ペーパークラフト試作

来館者の皆さんにも海ギャラのデザインに触れてもらおうと、ペーパークラフトの試作を行いました。

林雅子記念室常設展示

収蔵品(林雅子資料室貸与品)の整理を行い、海のギャラリーの設計図書、林雅子愛用品などを追加し、キャプションを添えて展示替えを行いました。

2021 ​地域資源キュレーション講座
2021
​地域資源キュレーション講座

海ギャラ Chill Out の新たな活動指針を求めて、地域資源をめぐる事業や活動に取り組む方々を講師にお招きした連続講座「地域資源キュレーション講座」を開催しました。

社会的価値ある建築や場所として心にとどまり、愛する地域資源として認識されるにはどうすればよいのか―。

土居さん(第1回講師)や黒笹さん(第3回講師)から学んだのは、幡多の自然のなかにデザインされた建築や場所の魅力に思いを巡らし、伝える誰かが必要だということでした。和田さん(第2回講師)や村上さん(第4回講師)から学んだのは、そこにアクセスする線を用意し、結びつける誰かが必要だということでした。ナビゲーターの鈴木さんには第1回から第5回までを伴走いただき、成長という活動のあり方に目を向けさせていただきました。

身近な建築や場所で冒険する冒険者になり、周囲に還元していく誰かになる。キュレーションは実践であり、還元であるというところから、次のステップを考えてみたいと内省した1年でした。

地域資源活用プログラムとPRの最前線
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第1回 2021年10月9日(土)
「地域資源活用プログラムとPRの最前線」

講師:土居敬氏

四万十川を中心とした自然体験型観光立ち上げ時のご苦労や、SATOUMIでのアンケート結果を踏まえた現在のトレンド、竜串地域での地域資源連携型観光の可能性についてお話いただきました。参加者の皆さんからそれぞれの取組み等をご紹介いただき、5回連続講座 として開催する本講座のスタートにふさわしい回となりました。

第2回 2021年11月6日(土)

「建築ツアーと建築公開イベントの可能性」

講師:和田菜穂子氏

東京建築アクセスポイントで取り組んでこられた建築ツアー、調査研究、教育(子供向けプログラム)といった活動をご紹介いただきました。学芸員の経験から展示を企画するようにツアーを組み立て、アーカイブを残していくという言葉が印象的でした。あわせて、アシズリテルメと足摺海底館のミニツアーも開催しました。

第3回 2021年12月4日(土)

「よくデザインされた人工物と手つかずの自然の磨き上げ」

 講師:黒笹慈幾氏

snow peak高知誘致の経緯に加えて、自然造形への着目、景観の美しさを演出する設え、地元との関わり等体験価値創出の切口からお話いただきました。自然と人工物がお互いに高めあうという視点は、竜串の自然景観を読み取ってデザインされた海のギャラリーの魅力についてあらためて考える機会となりました。

第4回 2022年1月22日(土)

「砂浜美術館がもたらした地域の変化」

講師:村上健太郎氏

メッセージや思い(理念)と事業性との間での揺れ、地元との関係など、地域資源を活かした取り組みならではの課題を中心にお話いただきました。「思いが重なる部分を探しながら太い線や細い線でつないでいく」という姿勢は、様々な方の協力で成立する海ギャラChill Outの今後の方向性にヒントとなりました。

第5回 2022年3月26日(土)

「継続する仕組みづくり」

講師:鈴木誠氏

地域資源のキュレーションとは何か/講座を通して明確になったこと/準備している取組み/海ギャラChill Outとのつながりについて意見を交わし、安定的・固定的な枠組みを構築することではなく「10年スパンで成長していく」ことが結果的に継続するのではないかとの認識に至りました。

海ギャラ Chill Out ~東大から遍路小屋が旅してくる~
2020
海ギャラ Chill Out ~東大から遍路小屋が旅してくる~

海のギャラリーへアクセスする国道321号線は、四国遍路のルートの一つです。「人生をリセットしたいときに見に行く建築(磯達雄さん)」として取り上げられた海のギャラリーは、お遍路さんにもぜひ立ち寄っていただきたい場所。海のギャラリーと同じく空間の骨格を追求している東京大学稲山研究室が五月祭に製作する木質作品を「旅する遍路小屋」に見立てて移設展示し、1か月にわたるイベントを開催しました。

​関連プログラムとして、シンポジウムやギャラリートーク、建築ツアー、とさしみずこども茶道教室によるお接待、BOOK CAFE、大人のお茶会・朗読会なども開催しました。

​こちらからアフターレポートがダウンロードできます

記録映像

「旅する遍路小屋」の建方

2020年11月6日(金)-7日(土)

東京大学木質材料学研究室、中村高等技術学校、宿毛工業高校、高知県建築士会青年委員会幡多支部、実行委員を中心に移設建方を行いました。 

シンポジウム

「海のギャラリー構造デザインを読み解く~旅する遍路小屋を通して~」

2020年11月8日(日)

意匠表現と構造表現が一体となった点が評価される海のギャラリーを、構造デザインの視点から深掘りしようと企画したものです。 稲山正弘氏(東京大学)、戸田友一氏(JSCA四国支部)、樋口康彦氏(HF設計)に加え、林雅子さんのもとで長年仕事をされた白井克典氏も登壇。

ギャラリートーク

「遍路小屋設計者・棟梁による作品解説」2020年11月8日(日)

「旅する遍路小屋」は、高知から運ばれた四万十ヒノキを東京で加工し五月祭(コロナ禍のため9月にオンライン開催)で1週間展示された後、高知まで再び旅して来ました。 設計者・棟梁に、それぞれの作品の前でコンセプトや発想、加工・製作のポイントを解説していただきました。

再発見プロジェクト
2019
再発見プロジェクト

海ギャラChill Outのスタートは、2019年の再発見プロジェクトでした。

竜串海洋観光クラスター協議会の有志が、「海ギャラ本来の魅力を再発見し、今後の施設や周辺地域のあり方を考える機会にしよう」と関係者に呼びかけました。大掃除、見学会、勉強会、ワークショップに約30人が集まり、翌年の取組みにつながっていきました。

​見学会+懇話会
2017
​見学会+懇話会

2017年に国の登録有形文化財登録に向けた調査が実施されました。この調査をきっかけに見学会と懇話会が催され、2000年代初頭に保存再生活動で活躍したメンバーと若手・中堅メンバーが交流する機会となりました。

海ギャラ Chill Out の種がまかれた瞬間でした。

​こちらから基調講話がダウンロードできます

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