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​海のギャラリーを知る

about 海ギャラ

海のギャラリー(通称:海ギャラ)をいくつかの切口でご紹介します。

​高知市街から海のギャラリーまで車で約3時間の道のりですが、体感する特別な場所、ゆったり、まったり、いい時間を楽しめる場所です。本サイトをお楽しみいただいたあとは、ぜひ現地に足をお運びください。

海のギャラリーが建つ場所と海のギャラリーのつながりを紹介します

展示

海のギャラリーに展示されている貝など展示物についてご紹介します

ストーリー

建設のきっかけや保存再生活動など、これまでの海のギャラリーの歩みをご紹介します

論文・論評

海のギャラリーに関する論文・論評が掲載されている書籍や雑誌をリストアップします

デザイン

海のギャラリーの建築デザインの特徴や文化財としての評価をご紹介します

言葉

さまざまな人が海のギャラリーについて書きとめたのことばを集めます

林雅子

海のギャラリーを設計した建築家・林雅子の略歴、設計思想をご紹介します

LINKs

海のギャラリーや林雅子に関する情報を提供しているWEBサイトを集めます

​場所

海のギャラリーは、足摺宇和海国立公園の一角・竜串海岸近くに位置しています。

足摺海洋館SATOUMI(水族館)、足摺海底館(水中展望塔)、竜串ビジターセンターうみのわ、snow peak 土佐清水キャンプフィールドなど海洋観光施設が集まったエリアから10分程歩いた場所です。

2020年から2022年にかけて、駐車場や海ギャラテラス(カフェ、土産物店、トイレ)が整備され、国道側から海のギャラリーの姿が見えるようになりました。

​1 大地と海ギャラ

​砂岩質の奇岩で有名な竜串海岸ですが、少し離れた足摺岬や大月町では花崗岩も見られます。墓石の端材として捨てられていた花崗岩を利用したのが、海のギャラリー1階の表情豊かな床です。

​この地域の砂岩や花崗岩の話は、「竜串ビジターセンターうみのわ」で知ることができます。

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2 緑と海ギャラ

​白く大きな折板屋根が浮かび上がるのは、建築家・林雅子が後背の山を前に意図して用いた配色によるものです。国立公園に指定されている現在では建築物に色彩制限が設けられており、こうした色使いが難しくなっています。

白い折板屋根によって際立つ後背の緑は、竜串や幡多地域自生する広葉樹や照葉樹です。

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​3 海と海ギャラ

建設当時は海のギャラリー近くまで海岸線がせまり、海と折板屋根の対比も意図されました。折板屋根を反転させた内側は、「雅子ブルー」と呼ばれる少しくすんでいるけれども力強い青が配色されています。この内部空間は、海中に光がそそぐイメージから発想されました。

海のギャラリーの5年後にオープンした「足摺海底館」で、林雅子が想像した竜串の海中を実際に目にすることができるようになりました。

4 雨と海ギャラ

​海のギャラリーが位置する土佐清水市の年間降水量は、東京の1.5倍近くに及びます。海のギャラリーが建設された当時は、なんと2倍もの差がありました。台風も頻繁に来襲します。

雨に対する備えは当初から様々練られていました。急勾配の屋根は素早く雨水を処理するためでもあり、海に向いた南側には雨戸も設けられました。頂部のトップライトは一時雨漏りのためシートで覆われましたが、2005年リニューアル時に復活しています。

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場所
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